砥之粉は、京都山科の伝統産業で、日本で唯一の生産地です。

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砥之粉(とのこ)とは

砥之粉(とのこ)とは、風化した岩石を加工し粉末にしたもので、漆塗りの下地や木製品の表面の仕上げなどに使われ、木工芸には不可欠な材料です。

今でも漆下地職人さん、神仏具職人さん、家具職人さん、宮大工さんと「ほんまもん」にこだわる《匠》と呼ばれる皆様方に幅広く使われています。

砥之粉

日本で唯一の砥之粉生産地「京都・山科」

木工芸にかかせない砥之粉はいま、全国で山科でしか製造していません。昭和30〜40年代の最盛期には30件ほど砥之粉製造業者がありましたが、現在では当社を含め2件だけになりました。

この地には砥之粉の原料となる土が豊富であり、伝統工芸品の漆器をはじめ木工品には必ず砥之粉が用いられ、日本が世界に誇る伝統工芸品の美しさを演出する陰の主役といわれ、木材だけでなくレコード盤の素材、また学校教材としても広く親しまれてまいりました。

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日曜大工用に通信販売もしています!

当社では、日曜大工や木工芸をされている方向けに小袋入り各種砥之粉の通信販売もおこなっております。

業務量の20kg入りもありますので、お気軽にお問い合せください。

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[製品の主な使用例]

【赤砥之粉】
主に漆塗りの下地や木製品の目止めまたはなめらかな仕上げに使用します。
【白砥之粉】
主に建築の白木に使用する手あか防止、目止め、なめらかな仕上げに使用します。
【黄砥之粉】
主に桐タンスの目止め、またなめらかな仕上げに使用します。
販売価格はこちら砥之粉の使い方はこちら

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